| 日本も今、1980年代のアメリカと同じような状況にあります。簡単に言えば、時代が180度変わり、従来の経営直感が通用しなくなったのです。従いまして、漠然と方針を考えているだけでは答は出ないでしょう。
まずは、社内で、
何(誰)が儲かり何(誰)が損を出しているか
どんな方法で営業した時にどんな利益が生まれたか
どの顧客で利益が上がり、どの顧客で損が出ているか
どのビジネスのどんな方法に将来性があるか
従業員の賃金のどの部分を業績に連動させるべきか
などを、概算数値ででもよいから把握することが急務なのです。
意味のある“計算”こそが、現在の窮地において経営指針を提供してくれる、ほとんど唯一の方法でしょう。そしてアメリカ経済が緻密な計算で生き返ったように、緻密な計算で苦境を乗り切れば、再び“経営感覚”を発揮できる時代もやって来るはずです。歴史は繰り返すでしょう。 |